詳細内容 | 第5回なかまちテラスティーンズ委員会大賞が決定しました。 今回もフィクション部門・ノンフィクション部門でそれぞれ候補作品を出しあい、委員会メンバーで何度も話し合いを重ねた結果、以下の作品が大賞に選ばれました。 委員会メンバーの感想とともにご紹介します。 【大賞作品】 ●フィクション部門 「海を見た日」 M.G.ヘネシー/作 杉田七重/訳 鈴木出版 ・一人称で障がいについてつづられている。障がいについて知る良い機会になる。 ・海外の話であり、日本の多くのティーンズには馴染みのない里親制度を題材に扱っているため、これを読んで知るきっかけになってほしい。 ●ノンフィクション部門 「JK、インドで常識ぶっ壊される」 熊谷 はるか/著 河出書房新社 ・実際に行かないとわからないようなインドの文化を‘JK’の目線で触れることが出来た。 ・価値観の変化や、多様性を意識させられた。 ・本の中で宗教や肌の色に関して取り上げられている。○○の方が良いというのは、本当はそうではないのかもしれない。自分の価値観について見つめることが出来た。 また、他の候補も素晴らしい作品です。 こちらもぜひ読んでみてください。 【候補作品】 「スペシャルQトなぼくら」 如月 かずさ/著 講談社 ・LGBTについては小学校でも取り扱われ、最近ではいろいろな作品でテーマになっているため認知度は高いが、Qについては知らない人も多いと思う。 ・10代にとって、恋・性自認については重要なテーマ。LGBTQについてみんなが知るきっかけとしてこの作品を読んでほしい。 「ぼくたちのスープ運動―小さな思いやりが世界を変える!―」 ベン・デイヴィス/著 渋谷弘子/訳 評論社 ・子どもたちのアイディアが実現して大きくなっていく様子が、読んでいて共感しやすい。 ・自分ができることを何かやってみよう、一歩踏み出してみようと思える。 なかまちテラスでは、2階にて大賞作品及び候補作品を展示しています。 ぜひご覧ください。 なかまちテラスティーンズ委員会とは 仲町図書館をティーンズ世代にもっと使ってほしいという思いから平成30年5月に市内在住・在学の中高生が集まって発足しました。 ティーンズ世代に読んでほしい本をティーンズ委員会大賞に選んだり、おすすめの本をPOPで紹介するなどの活動をしています。 |
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