詳細内容 | 第4回なかまちテラスティーンズ委員会大賞が決定しました! ノンフィクション部門・フィクション部門それぞれ3作品の中から 皆さんの投票により、大賞を決定いたしました。 【ノンフィクション部門 大賞】 『「空気」を読んでも従わない』 鴻上 尚史/著 岩波書店 ●あらすじ どうしてこんなに人の頼みを断るのが難しいのか。どうしてこんなに周りの目が気になるのか。 鴻上尚史が「生き苦しさ」のヒミツと「生きやすくなる」方法を伝える。 ●委員会メンバーの感想 読んでいて肩が軽くなった。 無理でもやらなきゃいけないというプレッシャーが、この本を読むことでなくなるかもしれないと感じた。 【フィクション部門 大賞】 『オール★アメリカン★ボーイズ』 ジェイソン・レノルズ/著 ブレンダン・カイリー/著 中野怜奈/訳 偕成社 ●あらすじ 黒人少年を暴行する白人警官の動画が拡散し、若者たちは抗議のデモを計画し…。 黒人作家レノルズが被害者の黒人少年の視点から、白人作家カイリーが目撃者の白人少年の視点から、アメリカの今を描き出す。 ●委員会メンバーの感想 黒人と白人、両者の視点で書かれているのが良かった。 社会問題に自分はどう向き合うかが作中で何回も問われている。他人事としてしまうのではなく、当事者ではないとしても目を背けず向き合う事の大事さを感じた。 【その他候補作品】 ●ノンフィクション部門 ・『僕らが生きているよのなかのしくみは「法」でわかる』 遠藤 研一郎/著 大和書房 ・『わたしの外国語漂流記 未知なる言葉と格闘した25人の物語』 河出書房新社/編 阿部賢一/ほか著 河出書房新社 ●フィクション部門 ・『サード・プレイス』 ささき あり/作 フレーベル館 ・『リスタート』 ゴードン・コーマン/著 千葉 茂樹/訳 あすなろ書房 【大賞決定までの道のり】 なかまちテラスティーンズ委員会にて、メンバーで話し合いながら部門ごとに大賞候補作を3作品ずつ選出しました。 その後市内中学校・高校・図書館にて投票箱を設置し、中高生の投票により大賞が決まりました。 なかまちテラスティーンズ委員会とは 仲町図書館をティーンズ世代にもっと使ってほしいという思いから平成30年5月に市内在住・在学の中高生が集まって発足しました。 ティーンズ世代に読んでほしい本をティーンズ委員会大賞に選んだり、おススメの本をPOPで紹介するなどの活動をしています。 |
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