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29. 多摩(たま)芸能(げいのう)

民俗(みんぞく)芸能(げいのう)とは

芸能ってこういうやつ?
そこでくらす(ひと)たちが代々(だいだい)()けつぎ、(つた)えてきた音楽(おんがく)(おど)りやお芝居(しばい)なんかをまとめて「民俗芸能(みんぞくげいのう)」っていうんだよ。
こうした(うた)(おど)りは、作業唄(さぎょううた)仕事(しごと)をしながらうたう(うた))をのぞいて、お(まつ)りや儀式(ぎしき)(とき)(えん)じられた。(かみ)さまをお(むか)えする(とき)とか、災難(さいなん)がおこった(とき)とかに(いの)りや(ねが)いをこめて(うた)い、(おど)ったんだ。
正月(しょうがつ)万歳(まんざい)だの、獅子舞(ししまい)歳神(としがみ)さまをお(むか)えするためだし、(なつ)(ぼん)(おど)りは(かえ)って()るご先祖(せんぞ)さまの(れい)歓迎(かんげい)するためなんだ。
また、(いえ)ごとのお(いわ)いでも、(うたげ)(せき)でみんなが順々(じゅんじゅん)(うた)い、(おど)った。日本人(にっぽんじん)ってそういう意味(いみ)じゃ、(だれ)もが芸能人(げいのうじん)なわけだ。(テレビの芸能人(げいのうじん)とはちがうけどね。)
そうなんだ… 多摩(たま)各地(かくち)にもいろいろな民俗芸能(みんぞくげいのう)があるよ。とくに、歴史(れきし)(ふる)西多摩(にしたま)地域(ちいき)にはたくさんある。
鎌倉(かまくら)時代(じだい)室町(むろまち)時代(じだい)までそのはじまりをさかのぼるものもあったりして、もう、びっくり!

民俗芸能(みんぞくげいのう)いろいろドジョウすくいを踊るおとうさんも芸能人?

むずかしいっ

神楽(かぐら)
採物(とりもの)神楽(かぐら)湯立(ゆだて)神楽(かぐら)獅子(しし)神楽(かぐら) など
(おど)
万作(まんさく)(おど)り、風流(ふうりゅう)(おど)り など
人形(にんぎょう)地芝居(じしばい)
(くるま)人形(にんぎょう)糸操(いとあやつ)り など
祭囃子(まつりばやし)
(うた)
作業唄(さぎょううた)(まつ)(うた)(いわ)(うた)童唄(わらべうた)座興唄(ざきょううた)酒盛唄(さかもりうた)座敷唄(ざしきうた)) など
郷土(きょうど)舞楽(まいがく)(のう)狂言(きょうげん)歌舞伎(かぶき)文楽(ぶんらく)などなどなど…
ほかにもいろいろあるんです

民俗芸能(みんぞくげいのう)、ちょっと説明(せつめい)

神楽(かぐら)
(かみ)さまを(まね)いたり、(なぐさ)めたりするために(ささ)げる(おど)りや音楽(おんがく)のこと。神座(カムクラ-(かみ)さまをお(まね)きする(せき))が言葉(ことば)のはじまりという(せつ)がある。その歴史(れきし)は、奈良(なら)時代(じだい)完成(かんせい)した「古事記(こじき)」「日本(にほん)書記(しょき)」によると、(あま)岩戸(いわと)神話(しんわ)のアメノウズメノミコトから、といわれるくらい(ふる)い。
アメノウズメノミコトは岩戸(いわと)にかくれてしまったアマテラスオオミカミという女神(めがみ)さまをなぐさめるため()いを()った。

神前(しんぜん)神楽(かぐら)御神楽(おかぐら) 宮廷(きゅうてい)神事(しんじ)(かみ)さまをお(まつ)りする儀式(ぎしき))でおこなわれるもの。

その()神楽(かぐら)

神前(しんぜん)神楽(かぐら)神前(しんぜん)(まい) 神社(じんじゃ)のお(まつ)りの儀式(ぎしき)のとき、(かみ)さまの(まえ)()う。大國魂(おおくにたま)神社(じんじゃ)府中市(ふちゅうし))の杉舞(すぎまい)のように採物(とりもの)()うとき()()つもの)で(きょく)(あら)わし、1人(ひとり)()うことが多い。

江戸(えど)(さと)神楽(かぐら) 江戸(えど)時代(じだい)(はじ)(ごろ)江戸(えど)(つた)わる。もとは土師(はじ)一流(いちりゅう)催馬楽(さいばら)神楽(かぐら)という、出雲系(いずもけい)神楽(かぐら)だ。神話(しんわ)からとった題材(だいざい)(おお)い。プロの舞太夫(まいだゆう)(おどり()だね)がいるのが江戸(えど)(さと)神楽(かぐら)特色(とくしょく)だった。

獅子(しし)神楽(かぐら) 獅子(しし)(かみ)さまの使(つか)いと()たてて、()わすことが江戸(えど)時代(じだい)(さか)んになった。(とく)伊勢(いせ)熱田(あつた)御師(おし)()とう())たちは大神楽(だいかぐら)()全国(ぜんこく)獅子(しし)神楽(かぐら)()とうしてまわった。多摩(たま)神楽(かぐら)伊勢派(いせは)御師(おし)たちがまわってこなくなった(あと)は、かわって神官(しんかん)中心(ちゅうしん)氏子(うじこ)たちが獅子(しし)()わせた。

湯立(ゆだて)神楽(かぐら) 大釜(おおがま)()をわかし、()(ひと)()たぶさ(ほうきみたいなもの)を熱湯(ねっとう)にひたし、湯玉(ゆだま)(しずく)をあちこちに()りかけながら()う。熱湯(ねっとう)には(かみ)さまの意志(いし)がこもるものと(かんが)えられ、その(しずく)をあびると(わざわ)いからのがれられると(しん)じられた。湯立(ゆだて)平安(へいあん)時代(じだい)からおこなわれていたらしい。

(おど)

風流(ふうりゅう)(おど)風流(ふうりゅう)」は奈良(なら)時代(じだい)優雅(ゆうが)意味(いみ)使(つか)われた言葉(ことば)平安(へいあん)時代(じだい)には、つくりあげられた「()」をたたえる言葉(ことば)になった。さらにそれが芸能(げいのう)についても使(つか)われた。仮装(かそう)行列(ぎょうれつ)や、(はな)やかな衣装(いしょう)山車(だし)小物(こもの)をともなった(おど)りを「風流(ふうりゅう)」とか「風流(ふうりゅう)(おど)り」とかいうようになったのだ。
小河内(おごうち)鹿島(かしま)(おど)り(奥多摩町(おくたままち))や鳳凰(ほうおう)(まい)()出町(でまち))は風流(ふうりゅう)(おど)りなんだよ。

万作(まんさく)(おど) 関東(かんとう)農村(のうそん)芸能(げいのう)で、「万作(まんさく)」は豊年(ほうねん)万作(まんさく)意味(いみ)する。(むら)(まつ)りや、(てら)縁日(えんにち)(いえ)での(いわ)(ごと)などの(とき)(おど)るおもしろおかしい(おど)り。
地域(ちいき)によって()()はさまざまで、粉屋(こなや)(おど)り」もこの仲間(なかま)

人形(にんぎょう)地芝居(じしばい)

(くるま)人形(にんぎょう) 説教(せっきょう)浄瑠璃(じょうるり)仏教(ぶっきょう)説教(せっきょう)からうまれた(かた)り)に()わせて(えん)じる人形(にんぎょう)芝居(しばい)(はこ)(なか)に3()のロクロ(ぐるま)をしかけ、それに人形(にんぎょう)つかいが(すわ)って、人形(にんぎょう)をあやつる。西川(にしかわ)古柳(こりゅう)本名(ほんみょう)山岸(やまぎし)柳吉(りゅうきち)1824~1897)が(かんが)えだした。多摩(たま)(くるま)人形(にんぎょう)(くび)のほとんどは、江戸(えど)時代(じだい)(つく)られたものだ。

祭囃子(まつりばやし)
多摩(たま)囃子(はやし)のもとになっているものをいくつかご紹介(しょうかい)

葛西囃子(かさいばやし) 江戸(えど)祭囃子(まつりばやし)のおおもと。「馬鹿囃子(ばかばやし)」ともよばれる陽気(ようき)なおはやしだ。
これが江戸(えど)天下(てんか)(まつ)りに()るようになってからは、江戸(えど)周辺(しゅうへん)(おお)はやり。あちこちのお(まつ)りで使(つか)われた。

神田囃子(かんだばやし) 神田(かんだ)明神(みょうじん)のお(まつ)りに、()ちがいで葛西囃子(かさいばやし)連中(れんちゅう)()てもらえず、神田(かんだ)氏子(うじこ)()()わせでやったのがはじまりなんだとか。

重松囃子(じゅうまつばやし) この囃子(はやし)多摩(たま)各地(かくち)(つた)わっている。明治(めいじ)(はじ)(ごろ)所沢(ところざわ)(むら)()んでいた古谷(ふるや)重松(じゅうまつ)(1830~1891)が(つく)った。重松(じゅうまつ)は、府中(ふちゅう)大國魂(おおくにたま)神社(じんじゃ)(ふえ)修行(しゅぎょう)をした(ひと)本業(ほんぎょう)商人(しょうにん)だったけれど、あちこちに()っては祭囃子(まつりばやし)(おし)えた。

(ほか)には目黒(めぐろ)から、弥一(やいち)という師匠(ししょう)をよんで(おし)えてもらった
目黒囃子(めぐろばやし)や、京都(きょうと)祇園(ぎおん)信仰(しんこう)から(ひろ)まった 祇園囃子(ぎおんばやし)などの(なが)れがある。
おはやしって、踊りなどにくっついて演奏する音楽のことだよ

(うた)
民俗芸能(みんぞくげいのう)(うた)は、地域(ちいき)歴史(れきし)やくらしぶりから、自然(しぜん)()まれてきたものなんだ。

作業唄(さぎょううた) 仕事(しごと)(すこ)しでも(たの)しく、()ぎわよくするために(うた)われたもの。(いと)とり(うた)だの、草刈(くさかり)(うた)だの、(こめ)とぎ(うた)(つく)酒屋(さかや)でうたわれたそうな)とか、いろいろある。

つるとかめはえんぎがいいもんね (いわ)(うた) 年中(ねんちゅう)行事(ぎょうじ)をはじめ、結婚(けっこん)出産(しゅっさん)年賀(ねんが)新築(しんちく)などめでたい(せき)でうたう。(つる)(かめ)、いろいろ縁起(えんぎ)のいいものが歌詞(かし)登場(とうじょう)する。「はつうせ」とか「五反田(ごたんだ)」とか「長持(ながもち)(うた)」とか、たくさん種類(しゅるい)がある。

座興唄(ざきょううた)(さけ)(せき)で、三味線(しゃみせん)だの、太鼓(たいこ)だのも使(つか)って、にぎやかにうたう、(たの)しいうた。

童唄(わらべうた) ()どもの(あそ)びの(なか)から()まれた(うた)()まりうた、お手玉(てだま)うた、()あそびのうた、などなど。

どう? にあう?

多摩(たま)各地(かくち)郷土(きょうど)芸能(げいのう) その1

境の獅子舞
1.奥多摩町(おくたままち)
川野(かわの)(くるま)人形(にんぎょう)
幕末(ばくまつ)明治(めいじ)(はじ)(ごろ)に、小宮(こみや)(むら)木住野(きしの)清兵衛(せいべえ)大夫(だゆう)(1844~1892)が(つた)えた。昭和(しょうわ)(はじ)(ごろ)までは、(ちか)くの村々(むらむら)にも出向(でむ)いて、公演(こうえん)したという。
小留浦(ことずら)(はな)神楽(かぐら)
奥多摩(おくたま)(つた)わるこの神楽(かぐら)山梨(やまなし)(ほう)から()(たび)商人(しょうにん)(つた)えたといわれる。「(はな)」は芸人(げいにん)(わた)すご祝儀(しゅうぎ)意味(いみ)している。
鹿島踊り 鹿島(かしま)(おど)
(かんむり)をかぶり、(おんな)(ひと)のかっこうをした(おとこ)(ひと)(おど)る。むかしは17~23(さい)までの若者(わかもの)(おど)った。
このあたりにかくれ()んだ公卿(くぎょう)落人(おちうど)(つた)えた、とか、(たび)のお(ぼう)さんから(おし)えられた、とかいわれるけれど(たし)かなことはわからない。

2.()出町(でまち)
鳳凰の舞 鳳凰(ほうおう)(まい)
鳳凰(ほうおう)をかたどった(かんむり)をかぶるので、この()がある。地元(じもと)春日(かすが)神社(じんじゃ)のお(まつ)りや、疫病(えきびょう)()(はら)ったり、雨乞(あまご)いをする(とき)(おど)る。(きょう)(みやこ)から(つた)わったという(せつ)がある。

3.五日市町(いつかいちまち)
乙津(おつ)大神楽(だいかぐら)
神明社(しんめいしゃ)(あき)(まつ)りに、豊作(ほうさく)(いの)って獅子舞(ししまい)奉納(ほうのう)する。乙津(おつ)にこの大神楽(だいかぐら)(つた)わったのは、江戸(えど)時代(じだい)(なか)(ごろ)という。その当時(とうじ)、ここいらにも伊勢(いせ)御師(おし)たちがまわってきて、獅子舞(ししまい)でおはらいをして(ある)いた。それにならって、(はじ)められたとか。

南大沢の粉屋踊り 4.八王子市(はちおうじし)
子安(こやす)神社(じんじゃ)民俗芸能(みんぞくげいのう)
八王子(はちおうじ)子安(こやす)神社(じんじゃ)奈良(なら)時代(じだい)()てられたと(つた)えられている。ふる~い歴史(れきし)のある神社(じんじゃ)なんだ。ここでは、9(がつ)神楽(かぐら)舞楽(まいがく)雅楽(ががく)奉納(ほうのう)される。また、江戸(えど)時代(じだい)から悪疫(あくえき)()(はら)うための湯立(ゆだて)神楽(かぐら)もおこなわれてきた。
(くるま)人形(にんぎょう)
さっきも()ったとおり、ロクロ(ぐるま)にのってあやつる人形(にんぎょう)芝居(しばい)明治(めいじ)時代(じだい)には(おお)きな農家(のうか)座敷(ざしき)舞台(ぶたい)(もう)け、よく上演(じょうえん)したそうだ。

5.檜原村(ひのはらむら)
小沢(おざわ)式三番(しきさんば)
な、な、なんと…室町(むろまち)時代(じだい)(すえ)から(はじ)まったのでは、といわれる。
伊勢(いせ)清峯(しゃ)(あき)(まつ)りで、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)(つまり豊作(ほうさく)ね)、天下(てんか)泰平(たいへい)()平和(へいわ)だ)、家内(かない)安全(あんぜん)悪疫(あくえき)退散(たいさん)(ねが)って奉納(ほうのう)する。
氏子(うじこ)若者(わかもの)(えん)じることになっているんだけど、年齢(ねんれい)は15、6から22、3(さい)までとか、(おきな)(やく)はまだ結婚(けっこん)していない長男(ちょうなん)がする、とか、本番(ほんばん)までの何日間(なんにちかん)家族(かぞく)とは(べつ)()でごはんのしたくをしなくちゃいけない、とかいろいろきまりがあるんだって。

「式三番」は3人のおじいさんのお(いわ)いの(まい)(ふる)歴史(れきし)がある芸能です。

6.青梅市(おうめし)
青梅(おうめ)ひょっとこ(おど)
(おとこ)(ひと)は「ひょっとこ」、(おんな)(ひと)は「おかめ」のお(めん)をつけて、(まち)(なが)して(おど)る。家内(かない)安全(あんぜん)商売(しょうばい)繁盛(はんじょう)祈願(きがん)だ。
武蔵(むさし)御嶽(みたけ)神社(じんじゃ)太々(だいだい)神楽(かぐら)
青梅(おうめ)のこの神社(じんじゃ)では、毎年(まいとし)3(がつ)8日(ようか)春山(はるやま)(びら)きから5(がつ)8日(ようか)春山(はるやま)じまいまでの2ヶ(げつ)(あいだ)希望(きぼう)(おう)じて奉納(ほうのう)される神楽(かぐら)がある。
青梅(おうめ)機織(はたおり)(うた)
(うめ)()(だか)青梅(おうめ)(まち)
(はた)本場(ほんば)青梅(おうめ)()りよ
ハー、ゴッションヨ ゴッションヨ♪
ここは室町(むろまち)時代(じだい)からといわれる木綿織物(もめんおりもの)青梅(おうめ)(じま)」の産地(さんち)機織(はたお)りをしながら、うたわれた。
小曽木(おそぎ)万作(まんさく)
青梅(おうめ)黒沢(くろさわ)(むら)出身(しゅっしん)若林(わかばやし)仙十郎(せんじゅうろう)本名(ほんみょう)仙太郎(せんたろう)1866~1946)が(つた)えた。仙十郎(せんじゅうろう)さんは(わか)(ころ)東京(とうきょう)()て、江戸(えど)歌舞伎(かぶき)神田囃子(かんだばやし)(なら)った(ひと)万作(まんさく)芝居(しばい)一座(いちざ)座長(ざちょう)だった。

7.瑞穂(みずほ)(まち)
瑞穂(みずほ)のひょっとこ(おど)
ここのひょっとこ(おど)りは青梅(おうめ)からならったもの。(おんな)(ひと)が4(にん)先頭(せんとう)にたち、()どもや大人(おとな)がつづいて、ちょうちん、万灯(まんとう)()()てて(おど)る。

8.福生市(ふっさし)
牛浜囃子(うしはまばやし)
奈賀(なか)町の祭囃子(まつりばやし)
どちらも古谷(ふるや)重松(じゅうまつ)から(おし)えられたもの。
江戸(えど)時代(じだい)(すえ)安政(あんせい)年間(ねんかん)(1854~60)は疫病(えきびょう)がはやり、災難(さいなん)がつづいた。
牛浜囃子(うしはまばやし)は、そんな(くら)時代(じだい)をふきとばすことを(ねが)って(はじ)まった。

9.羽村市(はむらし)
(あずま)町の祭囃子(まつりばやし)
稲荷(いなり)神社(じんじゃ)(はる)(あき)のお(まつ)りには山車(だし)がくりだし、囃子(はやし)()る。ここの囃子(はやし)には重松囃子(じゅうまつばやし)祇園囃子(ぎおんばやし)がある。
この神社(じんじゃ)のおみこしは文政(ぶんせい)年間(ねんかん)(1818~1830)に(つく)られたと(つた)わり、祇園囃子(ぎおんばやし)(ほう)はその(ころ)からではないか…といわれている。

10.武蔵(むさし)村山市(むらやまし)
横中馬(よこちゅうま)獅子舞(ししまい)
むかしは毎年(まいとし)台風(たいふう)季節(きせつ)の9(がつ)に、悪魔(あくま)ばらいと(かぜ)(まつ)りのため()われた。明治(めいじ)のおわり(ごろ)までは、お(まつ)りの()以外(いがい)も、伝染病(でんせんびょう)などがおきると、獅子舞(ししまい)家々(いえいえ)をまわった。

11.東大和市(ひがしやまとし)
清水囃子(しみずばやし)
幕末(ばくまつ)(ころ)武蔵国(むさしのくに)多摩郡(たまぐん)高円寺(こうえんじ)(むら)(いま)杉並区(すぎなみく))の宮大工(みやだいく)半次郎(はんじろう)という(ひと)から(おし)えられたという。地元(じもと)では「高円寺流(こうえんじりゅう)」とよばれる。

12.立川市(たちかわし)
獅子舞(ししまい)
諏訪(すわ)神社(じんじゃ)のお(まつ)りに疫除(やくよ)け、豊作(ほうさく)(いの)って奉納(ほうのう)。むかしはこの獅子舞(ししまい)長男(ちょうなん)がすることになっていて、獅子宿(ししやど)旧家(きゅうか)がもちまわりで(つと)めた。

13.(ひがし)村山市(むらやまし)
八坂神社 浦安の舞 八坂(やさか)神社(じんじゃ)浦安(うらやす)(まい)
毎年(まいとし)7(がつ)のお(まつ)りで神楽(かぐら)浦安(うらやす)(まい)」が奉納(ほうのう)される。「浦安(うらやす)」は心安(こころやす)らか、という意味(いみ)で、平和(へいわ)(いの)るもの。昭和(しょうわ)15(1940)(ねん)紀元(きげん)2600(ねん)のお(いわ)いの(とき)、「天地(あめつち)(かみ)にぞ(いの)(あさ)なぎの (うみ)のごとくに (なみ)たたぬ()を」という昭和(しょうわ)天皇(てんのう)(うた)(きょく)をつけ、(つく)られたもの。

14.清瀬市(きよせし)
中里(なかざと)万作(まんさく)
幕末(ばくまつ)から明治(めいじ)(はじ)(ごろ)、もと鍛冶屋(かじや)の忠造という(ひと)門前(もんぜん)(むら)(いま)(ひがし)久留米市(くるめし))から(なら)ってきて(つた)えた。

南沢の獅子舞 15.(ひがし)久留米市(くるめし)
南沢(みなみさわ)獅子舞(ししまい)
豊年(ほうねん)(とし)にかぎり、氷川(ひかわ)神社(じんじゃ)(あき)(まつ)りに奉納(ほうのう)されるので、「作神(さくがみ)」とか「豊年(ほうねん)獅子(じし)」とかよばれる。また、雨乞(あまご)いにも()()があって「雨乞(あまご)獅子(じし)」の()も。

16.小平市(こだいらし)
ごぞんじ! 鈴木(すずき)ばやし
鈴木流(すずきりゅう)(わか)ばやし」ともいい、江戸(えど)時代(じだい)弘化(こうか)年間(ねんかん)(1844~1848)、深谷(ふかや)定右衛門(じょうえもん)という(ひと)(ひろ)めた。二代目(だいめ)深谷(ふかや)運平(うんぺい)は、神田(かんだ)(まつ)りに()て、名人(めいじん)とまでいわれた。
鈴木(すずき)ばやしは、しし、おかめ、きつねなどの(めん)をつけた(まい)(ともな)って、町内(ちょうない)はもちろん東京(とうきょう)のあちこちにも出向(でむ)いた。

多摩(たま)各地(かくち)郷土(きょうど)芸能(げいのう) その2

17.武蔵野市(むさしのし)
糸操(いとあやつ)りの結城(ゆうき)人形座(にんぎょうざ)
江戸(えど)でもっとも(ふる)人形(にんぎょう)芝居(しばい)一座(いちざ)江戸(えど)三座(さんざ)といわれた芝居(しばい)中村座(なかむらざ)市村座(いちむらざ)森田座(もりたざ)薩摩座(さつまざ)とこの結城(ゆうき)()(くわ)えた五()幕府(ばくふ)(ゆる)しをえた芝居(しばい)小屋(ごや)だった。九代目(だいめ)孫三郎(まごさぶろう)という(ひと)結城(ゆうき)()のあやつり人形(にんぎょう)(わざ)をまとめあげ、(いま)へと()けつがれている。

18.小金井市(こがねいし)
貫井囃子(ぬくいばやし)
江戸(えど)時代(じだい)(すえ)から明治(めいじ)(はじ)めにかけて、地元(じもと)鈴木(すずき)三郎衛門(さぶろうえもん)ほかの(ひと)たちが、世田谷(せたがや)神楽(かぐら)()から(なら)って(つた)えたもの。
小金井(こがねい)五反田(ごたんだ)
五反田(ごたんだ)」は結婚式(けっこんしき)新築(しんちく)(いわ)いの(とき)(おんな)(ひと)がうたう(いわ)(うた)江戸(えど)時代(じだい)享保(きょうほう)(1716~1736)の(ころ)、この()(うつ)()んだ浪人(ろうにん)から(つた)えられた。
♪これ(さま)(まい)(もう)して お(いえ)のかかりを ()(もう)せば
(おもて)には明障子(あかりしょうじ) (うら)では(みなと)(ふね)()
舳先(へさき)には 恵比寿(えびす)大黒(だいこく)♪ というめっぽう景気(けいき)のいい歌詞(かし)だ。

二宮歌舞伎 19.あきる野市(のし)
二宮(にのみや)神社(じんじゃ)民俗芸能(みんぞくげいのう)
この神社(じんじゃ)神楽(かぐら)()たちは、ふだんは農民(のうみん)で、お(まつ)りの(とき)(かみ)さまに(まい)奉納(ほうのう)していた。大正(たいしょう)時代(じだい)二宮(にのみや)(うつ)()んだ江戸(えど)歌舞伎(かぶき)役者(やくしゃ)から本場(ほんば)(げい)(おそ)わり、「二宮(にのみや)歌舞伎(かぶき)」は(さか)んとなった。
また、別名(べつめい)生姜(しょうが)(まつ)り」の()二宮(にのみや)神社(じんじゃ)(あき)(まつ)りには、(むら)芝居(しばい)(まく)もあくのだ。

20.町田市(まちだし)
まつりばやしは5人1組 根岸(ねぎし)粉屋(こなや)(おど)
万作(まんさく)(おど)り」ともいう。千葉(ちば)から(つた)えられたとかで明治(めいじ)(なか)ばから、大正(たいしょう)にかけて(さか)んだった。
大戸(おおと)ばやし
江戸(えど)時代(じだい)天保(てんぽう)年間(ねんかん)(1830~1843)に、江戸(えど)神田(かんだ)下町囃子(したまちばやし)師匠(ししょう)から(おし)えをうけたもの。

21.昭島市(あきしまし)
拝島(はいじま)棒打(ぼううち)(うた)
()りとった大麦(おおむぎ)(にわ)いっぱいムシロに(ひろ)げて()し、みんなでくるり(ぼう)でそれを()つ。その(とき)うたった作業唄(さぎょううた)
拝島(はいじま)宿(しゅく)は しゃれた宿(しゅく) (みず)までも こじゃれに しゃれて(なが)れる♪という歌詞(かし)は、羽村(はむら)(せき)から江戸(えど)まで(みず)をひいた(とき)拝島(はいじま)分水(ぶんすい)としてもらった(みず)のことを(うた)っているのだ。
(ほか)にも拝島(はいじま)にはうすひきや(いと)ひきの作業唄(さぎょううた)があるんだよ。

22.日野市(ひのし)
日野太鼓(ひのだいこ)
多摩(たま)では、幕末(ばくまつ)農兵隊(のうへいたい)をつくって土地(とち)(まも)った。農兵隊(のうへいたい)合図(あいず)に「のろし」を使(つか)った。日野太鼓(ひのだいこ)農兵隊(のうへいたい)ののろしをイメージして(つく)られたもの。

23.府中市(ふちゅうし)
大國魂(おおくにたま)神社(じんじゃ)青袖舞(あおそでまい)杉舞(すぎまい)
神社(じんじゃ)境内(けいだい)にある宮之咩(みやのめ)神社(じんじゃ)のお(まつ)りで奉納(ほうのう)される神前(しんぜん)神楽(かぐら)青色(あおいろ)衣装(いしょう)をつけ、()(すぎ)小枝(こえだ)()つのでこの()が。文治(ぶんじ)2(1186)(ねん)源頼朝(みなもとのよりとも)(めい)(はじ)まったもの。かつては武蔵国中(むさしのくにじゅう)神職(かんしょく)(あつ)まり、()どおし神楽(かぐら)奉納(ほうのう)したとか。

24.稲城市(いなぎし)
青渭(あおい)ばやし
青渭(あおい)神社(じんじゃ)祭囃子(まつりばやし)目黒流(めぐろりゅう)

府中押立の新川踊り 25.多摩市(たまし)
新川(しんかわ)(おど)
粉屋(こなや)(おど)りをもとにしたもの。その粉屋(こなや)(おど)りは明治(めいじ)(なか)ばに(つた)わった。

26.国分寺市(こくぶんじし)
恋ヶ窪(こいがくぼ)祭囃子(まつりばやし) 明治(めいじ)の10年代(ねんだい)世田谷(せたがや)千歳船橋(ちとせふなばし)から(つた)わった。地元(じもと)では「船橋囃子(ふなばしばやし)」ともいう。

27.国立市(くにたちし)
坂下(さかした)祭囃子(まつりばやし)
国立(くにたち)祭囃子(まつりばやし)谷保(やほ)天満宮(てんまんぐう)のお(まつ)りを中心(ちゅうしん)におこなわれる。坂下(さかした)囃子(はやし)は、昭和(しょうわ)(はじ)め、府中(ふちゅう)から(つた)えられた目黒流(めぐろりゅう)

28.三鷹市(みたかし)
三鷹囃子(みたかばやし)
大沢(おおさわ)ばやし」ともいう。毎年(まいとし)9(がつ)(まつ)から10(がつ)(はじ)めの鎮守(ちんじゅ)さまのお(まつ)りでくりひろげられる。昭和(しょうわ)40年代(ねんだい)から(はじ)まった。

29.狛江市(こまえし)
祭囃子(まつりばやし)いろいろ
駒井(こまい)ばやし」と「多摩川(たまがわ)ばやし」は芝高輪(しばたかなわ)()(ふえ)名人(めいじん)福岡(ふくおか)仙松(せんまつ)という(ひと)から(おし)えられたもの。「猪方(いのかた)ばやし」は、さらに駒井(こまい)から(つた)えられたもの。「岩戸囃子(いわとばやし)」は世田谷(せたがや)千歳船橋(ちとせふなばし)から(つた)わった。明治(めいじ)(はじ)(ごろ)は、(おお)くの名人(めいじん)()て、まわりの地域(ちいき)へも(おし)えに出向(でむ)いたという。

大神楽 30.調布市(ちょうふし)
大神楽(だいかぐら)
正月(しょうがつ)寿獅子(ことぶきじし)家々(いえいえ)(いわ)ってまわり(ある)く。元旦(がんたん)には八幡(はちまん)神社(じんじゃ)獅子舞(ししまい)奉納(ほうのう)
八幡(はちまん)神社(じんじゃ)本殿(ほんでん)江戸(えど)時代(じだい)文化(ぶんか)4(1807)(ねん)再建(さいけん)されたので、それを(いわ)って(はじ)まったのではないか、といわれている。

茶作り唄 31.西東京市(にしとうきょうし)
茶作(ちゃづく)(うた)
宇治(うじ)新茶(しんちゃ)狭山(さやま)古茶(こちゃ)出会(であ)いましたよ 横浜(よこはま)で♪
(ちゃ)つみ(むすめ)(ちゃ)もみの仕事(しごと)をする(ひと)たちが(はたら)きながらうたった(うた)
茶作(ちゃづく)(うた)はあちこちの地域(ちいき)にあるが、(こい)のうたがけっこう(おお)い。うふふ。

32.西東京市(にしとうきょうし)
桑摘唄(くわつみうた)
(かいこ)さんを()うのにエサの(くわ)()をつむ作業はかかせない。桑摘唄(くわつみうた)はそうした仕事(しごと)(とき)うたわれた。
♪くるか くるかと はたおと とめて ケンボつめたり ゆるめたり
おまえさんとなれば 西(にし)はどこまでも (ひがし)上総(かずさ)()てまでも♪
保谷(ほうや)では(くわ)をつみながら「チャンコ チャンコ」とはやしながらうたったとか。

こんなにあるぞ 三多摩(さんたま)郷土(きょうど)芸能(げいのう)

三多摩の地図

1.奥多摩町(おくたままち)
川野の車人形 小留浦(ことずら)(はな)神楽(かぐら)
川野(かわの)(くるま)人形(にんぎょう) 日原(にっぱら)獅子舞(ししまい)
川井(かわい)獅子舞(ししまい) 栃久保(とちくぼ)獅子舞(ししまい)
神庭(かんにわ)(はな)神楽(かぐら) 小留浦(ことずら)獅子舞(ししまい)
海沢(うなざわ)獅子舞(ししまい) 大丹波(おおたんば)獅子舞(ししまい)
(おく)氷川(ひかわ)獅子舞(ししまい) 川野(かわの)獅子舞(ししまい)
南町(みなみちょう)はやし 坂本(さかもと)獅子舞(ししまい)
(さかい)獅子舞(ししまい) (はら)獅子舞(ししまい)
棚沢(たなざわ)獅子舞(ししまい) (みね)獅子舞(ししまい)
白丸(しろまる)獅子舞(ししまい) 小河内(おごうち)鹿島(かしま)(おど)

2.()出町(でまち)
幸神囃子(さちかみばやし) 八幡(はちまん)囃子(ばやし)
長井(ながい)水口囃子(みずぐちばやし) 平井(ひらい)加美(かみ)囃子(ばやし)
(たま)(うち)獅子舞(ししまい) 志茂(しも)囃子(ばやし)
大津絵節(おおつえぶし) 鳳凰(ほうおう)(まい)
農村(のうそん)歌舞伎(かぶき)浄瑠璃(じょうるり) 水口(みずぐち)鐘張(かねは)

3.あきる野市(のし)
山田(やまだ)重松囃子(じゅうまつばやし) 落合囃子(おちあいばやし)
本郷囃子(ほんごうばやし) 星竹囃子(ほしだけばやし)
北郷囃子(きたごうばやし) 栄会囃子(さかえかいばやし)
(かみ)囃子(ばやし) 乙津(おつ)大神楽(だいかぐら)
星竹(ほしだけ)獅子舞(ししまい) 山田(やまだ)獅子舞(ししまい)
行道(ぎょうどう)獅子(しし) 高尾(たかお)獅子舞(ししまい)
伊奈本(いなほん)囃子(ばやし) 伊奈新宿囃子(いなしんじゅくばやし)
伊奈(いな)宮本囃子(みやもとばやし) 入野(いりの)獅子舞(ししまい) 引田(ひきだ)ばやし 引田(ひきだ)獅子舞(ししまい)
野辺(のべ)神楽(かぐら) 野辺(のべ)祭囃子(まつりばやし)
二宮(にのみや)囃子(ばやし) (むら)芝居(しばい)
瀬戸岡(せどおか)獅子舞(ししまい) 小宮(こみや)獅子舞(ししまい)
菅生(すがお)組立(くみたて)舞台(ぶたい) 尾崎(おざき)獅子舞(ししまい)
二宮(にのみや)歌舞伎(かぶき) 上代(かみよ)(つぎ)獅子舞(ししまい)

4.八王子市(はちおうじし)
美山(みやま)獅子舞(ししまい) 追分町(おいわけちょう)祭囃子(まつりばやし)
片倉囃子(かたくらばやし) 八王子(はちおうじ)武神(ぶしん)太鼓(だいこ)
南大沢(みなみおおさわ)粉屋(こなや)(おどり) 小津(おつ)獅子舞(ししまい)
(ひがし)浅川(あさかわ)獅子舞(ししまい) 湯立祭(ゆたてまつり)
狭間(はざま)獅子舞(ししまい) 四谷(よつや)獅子舞(ししまい)
田守(たもり)獅子舞(ししまい) 今熊(いまくま)獅子舞(ししまい)
管紘楽(かんげんがく)舞楽(まいがく)子安(こやす)神社(じんじゃ)石川(いしかわ)獅子舞(ししまい)
(くるま)人形(にんぎょう) 説教(せっきょう)浄瑠璃(じょうるり)

5.檜原村(ひのはらむら)
泉沢(いずみさわ)獅子舞(ししまい) 樋里(ひざと)獅子舞(ししまい)
湯久保(ゆくぼ)獅子舞(ししまい) 小沢(おざわ)囃子(ばやし)
小沢(おざわ)式三番(しきさんば) 笹野(ささの)式三番(しきさんば)
下川乗(しもかわのり)獅子舞(ししまい) 藤倉(ふじくら)獅子舞(ししまい)
人里(へんぼり)獅子舞(ししまい) 数馬(かずま)獅子舞(ししまい)
柏木野(かしわぎの)神代(じんだい)神楽(かぐら) 数馬(かずま)(はな)神楽(かぐら)
数馬(かずま)大神楽(だいかぐら)

6.青梅市(おうめし)
梅郷(ばいごう)獅子舞(ししまい) 高水山(たかみずさん)獅子舞(ししまい)
友田町(ともだまち)祭囃子(まつりばやし) 上長淵(かみながぶち)神田囃子(かんだばやし)
藤橋(ふじはし)祭囃子(まつりばやし) 畑中囃子(はたなかばやし)
和田町(わだまち)神田囃子(かんだばやし) 柚木町(ゆぎまち)神田囃子(かんだばやし)
森若(もりわか)千住囃子(せんじゅばやし) 勝沼囃子(かつぬまばやし)
西分町(にしわけちょう)神田囃子(かんだばやし) 本町(ほんちょう)神田囃子(かんだばやし)
天ヶ瀬囃子(あまがせばやし) 住江町(すみえちょう)神田囃子(かんだばやし)
日向(ひなた)和田(わだ)神田囃子(かんだばやし) 機織(はたおり)(うた)
裏宿(うらじゅく)神田囃子(かんだばやし) 千ヶ瀬囃子(ちがせばやし)
山車(だし)木遣(きやり) 天乃社(てんのしゃ)大神楽(だいかぐら)
黒沢囃子(くろさわばやし) 柚木(ゆぎ)大神楽(だいかぐら)
沢井(さわい)獅子舞(ししまい) ひょっとこ(おど)
小曽木(おそぎ)万作(まんさく) 上郷(かみごう)大神楽(だいかぐら)
下長淵(しもながぶち)祭囃子(まつりばやし) 下長淵(しもながぶち)獅子舞(ししまい)
友田(ともだ)獅子舞(ししまい) 太々(だいだい)神楽(かぐら)
野上(のがみ)獅子舞(ししまい) 成木(なりき)獅子舞(ししまい)
石神(しゃもじ)大神楽(だいかぐら)

7.瑞穂(みずほ)(まち)
高根囃子(たかねばやし) 武蔵(むさし)太鼓(だいこ)
石畑(いしはた)重松囃子(じゅうまつばやし) 長岡囃子(ながおかばやし)
箱根ケ崎(はこねがさき)獅子舞(ししまい)

8.福生市(ふっさし)
奈賀(なか)町の祭囃子(まつりばやし) 牛濱(うしはま)ばやし
天王(てんのう)ばやし

9.羽村市(はむらし)
阿蘇(あそ)神社(じんじゃ)重松囃子(じゅうまつばやし) (あずま)祭囃子(まつりばやし)

10.武蔵(むさし)村山市(むらやまし)
横中馬(よこちゅうま)獅子舞(ししまい) 祇園(ぎおん)ばやし

11.東大和市(ひがしやまとし)
清水囃子(しみずばやし)

12.立川市(たちかわし)
立川(たちかわ)獅子舞(ししまい) まりつき・てあそべ(うた)

13.(ひがし)村山市(むらやまし)
八坂(やさか)神社(じんじゃ)重松囃子(じゅうまつばやし) 神楽(かぐら)(まい)
西宿(にしじゅく)祭囃子(まつりばやし)

14.清瀬市(きよせし)
中里(なかざと)万作(まんさく) 中清戸(なかきよと)獅子舞(ししまい)

15.(ひがし)久留米市(くるめし)
南沢(みなみさわ)獅子舞(ししまい)

16.小平市(こだいらし)
鈴木(すずき)ばやし

17.武蔵野市(むさしのし)
武蔵野(むさしの)ばやし 糸操(いとあやつ)り(結城(ゆうき)人形座(にんぎょうざ)

18.小金井市(こがねいし)
貫井囃子(ぬくいばやし) 五反田(ごたんだ)野謡(のうたい)

19.町田市(まちだし)
小山(おやま)(ぐみ)はやし 矢部(やべ)獅子舞(ししまい)
土手下(どてした)はやし 能ヶ谷(のうがや)はやし
薬師(やくし)太鼓(だいこ) 町谷(まちや)はやし
三ツ目囃子(みつめばやし) 大戸(おおと)ばやし
三輪(みわ)はやし 坂下(さかした)はやし
町田(まちだ)天満宮(てんまんぐう)ばやし 陽田(ようだ)はやし
中相原(なかあいはら)はやし 根岸(ねぎし)粉屋(こなや)(おど)
丸山(まるやま)獅子舞(ししまい) 野津田(のづた)はやし
金井(かない)獅子舞(ししまい)

20.昭島市(あきしまし)
名神(なかがみ)獅子舞(ししまい) 福島芝囃子(ふくじましばばやし)
上川原町(じょうかわらちょう)祭囃子(まつりばやし) 日吉神社(じんじゃ)祭礼囃子(さいれいばやし)
棒打(ぼううち)(うた)機織(はたおり)(うた)

21.日野市(ひのし)
日野囃子(ひのばやし) 目黒囃子(めぐろばやし)
日野太鼓(ひのだいこ)

22.府中市(ふちゅうし)
府中(ふちゅう)囃子(ばやし) 環住(かんじゅう)太鼓(だいこ)
青袖(あおそで)杉舞(すぎまい) 押立(おしたて)大神楽(だいかぐら)

23.稲城市(いなぎし)
穴沢(あなざわ)獅子舞(ししまい) (さと)神楽(かぐら)
青渭(あおい)神社(じんじゃ)祭囃子(まつりばやし) 青渭(あおい)獅子舞(ししまい)
大丸囃子(おおまるばやし)

24.多摩市(たまし)
愛宕(あたご)太鼓(だいこ) 新川(しんかわ)(おど)

25.国分寺市(こくぶんじし)
恋ヶ窪(こいがくぼ)船橋囃子(ふなばしばやし)

26.国立市(くにたちし)
坂下囃子(さかしたばやし) 谷保(やほ)獅子舞(ししまい)

27.三鷹市(みたかし)
三鷹囃子(みたかばやし)

28.狛江市(こまえし)
多摩川囃子(たまがわばやし) 駒井(こまい)ばやし
岩戸囃子(いわとばやし) 猪方(いのかた)はやし
神前(しんぜん)(まい)

29.調布市(ちょうふし)
調布(ちょうふ)大神楽(だいかぐら) 上布田(かみふだ)祭囃子(まつりばやし)
小島町(こじまちょう)祭囃子(まつりばやし) 神前(しんぜん)(まい)
下石原(しもいしわら)獅子舞(ししまい)

30.西東京市(にしとうきょうし)
茶作(ちゃづく)(うた) (かいこ)(うた)
(なが)()(うた) 桑摘唄(くわつみうた)

参考(さんこう)にした(ほん)

「江戸東京の民俗芸能1 神楽」
「江戸東京の民俗芸能2 風流」
「江戸東京の民俗芸能3 獅子舞」
「江戸東京の民俗芸能4 田楽ほか」
「江戸東京の民俗芸能5 民謡」
「民俗芸能事典」
「広辞苑」
「東京都民俗芸能誌 上巻」ほか

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