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7.玉川(たまがわ)上水(じょうすい)とあそぼう!

玉川(たまがわ)上水(じょうすい)(はし)づくし

玉川上水橋づくし

羽村橋(はむらばし)羽村市(はむらし)
羽村(はむら)のせきの(ちか)く、玉川上水(たまがわじょうすい)のいちばん上流(じょうりゅう)にかかる(はし)
上水(じょうすい)ができたときにかけられ、その(とき)は木橋だったらしい。((いま)鉄筋(てっきん)コンクリート)

新堀橋(福生市(ふっさし)
このあたり、元文5(ねん)(1740(ねん))に、600メートルあまり、水路(すいろ)()りかえた。それで「旧堀(きゅうぼり)」((ふる)(ほり))に(たい)して「新堀」とよび、(はし)()もついた。

天王橋(てんのうばし)立川市(たちかわし)
むかし、この(はし)(みなみ)には天王社(てんのうしゃ)という神社(じんじゃ)(もり)があったので、この()がついた。

見影橋(みかげばし)立川市(たちかわし)
名主(なぬし)だった砂川家(すながわけ)(うら)にかかる(はし)砂川家(すながわけ)主人(しゅじん)を「だんなさま」とよんでいたので、この(はし)は「旦那橋(だんなばし)」ともよばれた。大正(たいしょう)(すえ)、かけかえの(とき)御影橋(みかげばし)」と()をかえ、(いま)は「見影(みかげ)」という()をあてている。

小川橋(おがわばし)小平市(こだいらし)
砂川村(すながわむら)商人(しょうにん)丸山平七(まるやまへいしち)荷物(にもつ)をはこぶため、かけたといわれる。
新編(しんぺん)武蔵(むさし)風土記(ふどき)稿(こう)』という江戸(えど)時代(じだい)記録(きろく)に“小川村(おがわむら)には(はし)が3ヵ(しょ)”と()かれている。
この小川橋(おがわばし)寺橋(てらばし)(しん)小川橋(おがわばし)当時(とうじ)三右衛門(さんえもん)(ばし)とよばれていた)のことらしい。

茜屋橋(あかねやばし)小金井市(こがねいし)
小金井市(こがねいし)小平市(こだいらし)(さかい)にかかる。明治(めいじ)(はじ)め、このあたりで染料(せんりょう)原料(げんりょう)となる「(あかね)草」の栽培(さいばい)(さか)んだった。この“もとじめ”の島田(しまだ)藤吉(とうきち)(いえ)を「茜屋(あかねや)」、(はし)茜屋橋(あかねやばし)とよんだ。

小金井橋(こがねいばし)小金井市(こがねいし)
寛保(かんぽう)年間(ねんかん)(1741~1743(ねん))、川崎(かわさき)平右衛門(へいえもん)という(ひと)幕府(ばくふ)命令(めいれい)でこの(はし)中心(ちゅうしん)東西(とうざい)8キロメートルに、1,000(ぼん)(さくら)()えた。このあたりしだいに(さくら)名所(めいしょ)として()られるようになり、寛政(かんせい)9(ねん)(1797(ねん))に()かれた「武野(ぶや)八景(はっけい)」にも紹介(しょうかい)された。

「うど」おいしくってすきー
うど(ばし)武蔵野市(むさしのし)

この(はし)がかけられたのは昭和(しょうわ)40(ねん)(1965(ねん))3(がつ)
(はし)のなまえは、このあたりがうどの産地(さんち)であるところからつけられた。
(はし)(ひがし)に、「独活(うど)()」がある。

万助(まんすけ)(ばし)三鷹市(みたかし)
安政(あんせい)年間(ねんかん)(1854~59(ねん))に下連雀(しもれんじゃく)地主(じぬし)渡辺(わたなべ)万助(まんすけ)がかけたので、こういう()がついた。
むかし、玉川上水(たまがわじょうすい)のこのあたりは水量(すいりょう)(おお)くて“(ひと)()(がわ)”の()がついていた。(つまり、おぼれる(ひと)何人(なんにん)もいたのだ!)

上水(じょうすい)()(ばし)西中島(にしなかじま)(ばし)小川橋(おがわばし)(ひがし)小川橋(おがわばし)、くぬぎ(ばし)寺橋(てらばし)、いこい(ばし)栄光(えいこう)(ばし)水車橋(すいしゃばし)(しん)小川橋(おがわばし)(たか)(はし)(ひがし)(たか)(はし)久右衛門(きゅうえもん)(ばし)鎌倉(かまくら)(ばし)小松(こまつ)(ばし)商大(しょうだい)(ばし)一位(いちい)(ばし)(さくら)(ばし)八左衛門(はちざえもん)(ばし)山家(さんや)(ばし)喜平(きへい)(ばし)小桜(こざくら)(ばし)茜屋橋(あかねやばし)……

きみの(いえ)(ちか)くの(はし)はあったかな?

玉川(たまがわ)上水(じょうすい)マップ

玉川上水マップ

1.羽村(はむら)(まち)郷土(きょうど)博物館(はくぶつかん)
羽村(はむら)(えき)から徒歩(とほ)20(ぷん)羽村(はむら)自然(しぜん)歴史(れきし)文化(ぶんか)玉川上水(たまがわじょうすい)とまいまいず井戸(いど)大菩薩峠(だいぼさつとうげ)世界(せかい)の4つのテーマの展示(てんじ)がある。
屋外(おくがい)には旧下田家(きゅうしもだけ)住宅(じゅうたく)(注釈)が復元(ふくげん)されている。
(注釈)江戸(えど)時代(じだい)末期(まっき)建築(けんちく)。かやぶき農家(のうか)(いえ)(なか)にはいろりもあるし、かつて下田家(しもだけ)使(つか)われていた生活(せいかつ)道具(どうぐ)もいろいろ()ることができる。

2.羽村(はむら)(せき)
玉川上水(たまがわじょうすい)()()(ぐち)水路(すいろ)にそって(さくら)並木(なみき)がつづく。岸辺(きしべ)には玉川(たまがわ)兄弟(きょうだい)銅像(どうぞう)が。(はる)もいいし、(なつ)もいい!

3.中里介山(なかざとかいざん)(はか)(1885~1944(ねん)
29(ねん)歳月(さいげつ)をかけ「大菩薩峠(だいぼさつとうげ)」という有名(ゆうめい)長編(ちょうへん)小説(しょうせつ)()いた(ひと)
大正(たいしょう)から昭和(しょうわ)にかけて一世(いっせい)(ふう)びした。
羽村(はむら)()まれで、禅林寺(ぜんりんじ)という(てら)(ねむ)っている。

4.まいまいず井戸(いど)
五ノ(ごの)神社(かみしゃ)という神社(じんじゃ)境内(けいだい)にあるすりばち(がた)井戸(いど)。らせん(じょう)(みち)がついて、かたつむりと(かたち)がよくにているので“まいまいず井戸(いど)”という。“まいまい”とはかたつむりのこと。
大同年間(ねんかん)(806~810(ねん))にほられたといわれる。年代(ねんだい)ものなんだよ~。

5.福生(ふっさ)七夕(たなばた)まつり
七夕(たなばた)”といえば、仙台(せんだい)平塚(ひらつか)とならんで、この福生(ふっさ)
8(がつ)7日前後(ぜんご)の4日間(かかん)はあちこちの(とお)りにゴウカな七夕(たなばた)かざりが。もよおしも()りだくさん!

6.水喰土(みずくらいど)公園(こうえん)
“みずくらいど”とは福生(ふっさ)熊川(くまがわ)地域(ちいき)(のこ)(ふる)地名(ちめい)
拝島(はいじま)(えき)から牛浜(うしはま)(えき)線路(せんろ)沿()った玉川上水(たまがわじょうすい)西側(にしがわ)あたりをいいます。
玉川(たまがわ)兄弟(きょうだい)がこの()(とお)って(じょう)水路(すいろ)をほったところ、(なが)した(みず)はこのあたりでみんな地面(じめん)にすいこまれてしまったとか。(みず)()ってしまう土地(とち)だったんだね。

7.見影橋(みかげばし)公園(こうえん)

8.東京都(とうきょうと)薬用(やくよう)植物園(しょくぶつえん)
(ひがし)大和(やまと)()(えき)より(ある)いてすぐ。
(やく)3(まん)2500平方(へいほう)メートルの園内(えんない)に1300(しゅ)薬用(やくよう)植物(しょくぶつ)栽培(さいばい)されている。

9.神明宮(しんめいぐう)
冬至(とうじ)()には星祭(ほしまつ)りがある。
(ひと)(うん)左右(さゆう)する(ほし)、わざわいの(ほし)をしずめるために(おこ)なうおまつりだ。

10.小平(こだいら)中央(ちゅうおう)公園(こうえん)
市民(しみん)総合(そうごう)体育館(たいいくかん)、ふん(すい)、グランド、ジャブジャブ(いけ)。もちろん(みどり)もたくさんある。公園(こうえん)をつっきって、たかの(だい)(えき)(ちか)い。

11.平櫛(ひらくし)田中(でんちゅう)彫刻(ちょうこく)美術(びじゅつ)(かん)
彫刻家(ちょうこくか)田中(でんちゅう)が107(さい)()くなるまでの9年間(ねんかん)生活(せいかつ)した(いえ)(いま)記念(きねん)(かん)となって作品(さくひん)展示(てんじ)されている。
(にわ)(うつく)しい。

12.つつじ公園(こうえん)
名前(なまえ)のとおり、つつじの季節(きせつ)には(あか)(しろ)、ピンクの(はな)がさきみだれる。
(いけ)をめぐって(ある)くだけでも、じゅうぶん(たの)しい。

13.海岸寺(かいがんじ)
山門(さんもん)がりっぱでかっこいいので玉川上水(たまがわじょうすい)沿()いを(ある)けば、すぐ()につく。
鎌倉(かまくら)様式(ようしき)というのだそうだ。
天井(てんじょう)には(りゅう)()がほりこまれているよ。

14.小金井(こがねい)公園(こうえん)
ひろびろした芝生(しばふ)雑木林(ぞうきばやし)、サイクリング・ロード、()どものための広場(ひろば)もあるし!
弁当(べんとう)()って1日中(いちにちじゅう)(あそ)べるぞ。
1993(ねん)平成(へいせい5(ねん))3(がつ)28(にち)江戸(えど)東京(とうきょう)たてもの(えん)開園(かいえん)したよ。

15.独歩(どっぽ)(もり)(さかい)山野(さんや)公園(こうえん)
国木田(くにきだ)独歩(どっぽ)名作(めいさく)武蔵野(むさしの)」を()いた小説家(しょうせつか)。(1871~1908(ねん)
そしてここは、独歩(どっぽ)大好(だいす)きだった武蔵野(むさしの)のおもかげを(のこ)公園(こうえん)。ナラやイヌシデなどの雑木林(ぞうきばやし)自然(しぜん)のままの姿(すがた)でここにある。

16.山本(やまもと)有三(ゆうぞう)記念館(きねんかん)
山本(やまもと)有三(ゆうぞう)(1887~1974(ねん))は「真実(しんじつ)一路(いちろ)」「路傍(ろぼう)(いし)」などの名作(めいさく)()いた小説家(しょうせつか)昭和(しょうわ)17(ねん)から19(ねん)まで、ここで「ミタカ文庫(ぶんこ)」をひらいて、近所(きんじょ)()どもたちに(ほん)提供(ていきょう)した。ヨーロッパの建物(たてもの)みたいで、すてきなのだ。
ただし、(げつ)よう()はお(やす)みなのでご注意(ちゅうい)を。

17.禅林寺(ぜんりんじ)
ここには小説家(しょうせつか)太宰(だざい)(おさむ)(1909~1948(ねん))の(はか)がある。
玉川上水(たまがわじょうすい)の「むらさき(ばし)」で()()げ、すぐとなりの「万助(まんすけ)(ばし)」で発見(はっけん)された。「(はし)れメロス」を()いた(ひと)だ。
6(がつ)命日(めいにち)にはこの(てら)(おお)くの(ひと)がおとずれる。

18.井之頭(いのがしら)自然(しぜん)文化(ぶんか)(えん)
動物園(どうぶつえん)植物園(しょくぶつえん)水族(すいぞく)(かん)資料(しりょう)(かん)彫刻(ちょうこく)(かん)などの施設(しせつ)があるのをしってるかい?

19.井之頭(いのがしら)恩賜(おんし)公園(こうえん)
井之頭(いのがしら)(いけ)ではボートものれる。
(さくら)のころは(おお)にぎわいだ。

参考(さんこう)にした(ほん)

玉川上水(たまがわじょうすい)分水(ぶんすい)」 「ニューガイドトップ奥多摩(おくたま)秩父(ちちぶ)
「ブルーガイドブックス6」「(しん)日本(にっぽん)ガイド8・武蔵野(むさしの)秩父(ちちぶ)多摩(たま)
東京(とうきょう)武蔵野(むさしの)週末(しゅうまつ)散歩(さんぽ)」「お(まつ)歳時記(さいじき)カーニバルTokyo」
多摩(たま)あるくマップ」「情報(じょうほう)わんさか多摩(たま)おもしろマップ」
「アサヒタウンズ(へん) 玉川上水(たまがわじょうすい)」「東京(とうきょう)(みず)(あそ)ぶ”ガイドブック」
角川(かどかわ)地名(ちめい)大辞典(だいじてん)」「多摩(たま)のあゆみ 34(ごう)

みんな郷土(きょうど)資料室(しりょうしつ)にある!

小平市に関すること
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4.探検!郷土資料室 5.みんなの町のなまえ
6.小平の鉄道の歴史 8.わたしたちの小学校
9.小平はじめて物語 10.戦争と小平
13.小平こだいらの道 14.小平歳時記
15.小平の新田 16.古い地名
19.公園に行こうよ! 26.小平のごちそう うどん
36.ぼくらの町の仕事(1)こだいらの農業 37.ぼくらの町の仕事(2)こだいらの商業
多摩に関すること
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その他
11.武蔵武士 22.コレラが町にやって来た
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