詳細内容 | 第6回ティーンズ委員会大賞が決定しました。 今回もフィクション部門・ノンフィクション部門でそれぞれ候補作品を出しあい、中高生からなるメンバーで話し合いを重ねた結果、以下の作品が大賞に選ばれました。メンバーの感想とともに発表いたします! 【大賞作品】 ●フィクション部門 「兄の名は、ジェシカ」 ジョン・ボイン/著 原田勝/訳 あすなろ書房 ・普段手に取りにくい海外の本をティーンズ大賞にすることに意味があると思った。作品にとても魅力があるので多くの人に手に取ってほしい。 ・LGBTQを考えるきっかけになった。 ・登場人物の年が近くて感情移入しやすかった。 ●ノンフィクション部門 「ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。」 haru/著 河出書房新社 ・口調が柔らかくよみやすい。フィクション作品はかたいイメージがあったが、入り込みやすかった。 ・多重人格という特殊なケースを描いているが、書き方が柔らかいので友達と話している感覚になった。 ・語り手が代わると字のフォントが変わっているのが面白い。 また、他の候補も素晴らしい作品が揃いました。 こちらもぜひ読んでみてください。 【候補作品】 「あした、弁当を作る。」 ひこ・田中/著 講談社 ・反抗期で親からの自立を考える話。とても身近なテーマだと思った。 ・友達関係・心情表現の解像度が高い。主人公の気持ちの整理がついていてスカッとした。 ・中高生・思春期の悩みに寄り添った作品だと感じた。 「俳句部、はじめました ―さくら咲く一度っきりの今を詠む」 神野 紗希/著 岩波書店 ・俳句は好きな人だけがつくるものというイメージだったが、人生を豊かにするもの・思い出を残しておくためのものとして書かれていたので、新たな発見だった。 ・とても読みやすく、俳句について理解を深めることができた。 各図書館(分室を除く)にて大賞作品・候補作品を展示しています。中高生により選ばれた作品をぜひ手にとってみてください。 ティーンズ委員会とは 小平市立図書館をティーンズ世代にもっと使ってほしいという思いから平成30年5月に市内在住・在学の中高生が集まって発足しました。ティーンズ世代に読んでほしい本をティーンズ委員会大賞に選んだり、おすすめの本をPOPで紹介するなどの活動をしています。 |
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